2021年 04月 17日
八幡宮の蛍光灯を点灯する実験
昨年の11月に八幡宮境内の杉の木を伐採した際に誤って電灯線を切断してしまいました。
電灯線を張り替えるにも引込線の電柱が老朽化しており15万円ほどの費用がかかります。 さらに今後倒木等による電線切断を防ぐためには電線を埋設する方法がベストなのですが、それだと30万円近い費用がかかってしまいます。 しかしながら、お宮を使う頻度は年に5回程度なので多額の費用をかけるのはどうかと思われます。 さりとて夜に行う「神送り」、「神迎え」などの神事もあるし、日中掃除するにしてもお宮の中は暗いので電灯がつかないのは困ります。 そこで自治会の人たちにいろいろな案を出してもらったのですが、それぞれ検証した上で最も適切なものを採用することにしました。 出された案は下記の通りです。 1.発電機を使って電灯を点ける。 2.センターからお宮まで延長コード(電工ドラム)を使って電源を引っ張る。 3.ポータブル電源を使って電灯を点ける。 それぞれ実証実験をしたのですが、発電機は音がうるさいので、神事には向かないことが分かりました。 延長コードは最も有力な案と思われましたが、設置作業に手間がかかること、延長する距離が100m程度になるので50mの電工ドラムを2台以上繋がなければならず、雨や雪の際には漏電の危険性があること、電圧降下が大きいことなどデメリットもあります。 最後のポータブル電源は本体の価格が高いのですが、充電式なのでメンテナンスを含めて取り扱いが極めて楽です。また、発電機のような騒音も出ません。ただし、新しい商品なので見たことも使ったこともなく不安です。 そこで、今回はポータブル電源を借りることができたので、実際にお宮に持っていって実証実験をすることにしました。 【借りたポータブル電源】 ![]() 【開封した時点では充電が100%になっていました】 ![]() 【お宮に設置】 ![]() 【蛍光灯を点けてみました】 ![]() ![]() 問題なく点きました!! 【蛍光灯を全部点けたときの電力は116W】 ![]() このポータブル電源の容量は626Whなので5時間程度点灯することができる計算です。神事の時間は準備から片づけまで入れても2時間程度なので十分です。 ![]() ![]() 小型で重さも6.4Kgなので簡単に持ち運べるし、どこにでも置けます。 時々冷却ファンが回りますが、その音は気になるほどではありません。 災害などで停電した場合でもスマホの充電等に活用できます。 これは結構いいかも。 2021年4月17日 佐々木 【追伸】 その後、八幡宮にかけていたNOSAIの火災保険から今回の杉の木の伐採による電灯線切断が事故と認められたため電灯線張替え分の費用約9万円が出ることになり、電気工事を含めてポータブル電源を購入するだけの費用がまかなえるようになったため自治会の皆さんのご意見を伺った上でポータブル電源を自治会として購入することに決まりました。 実際に6月のお祭りから使用していますが問題なく稼働しています。 めでたしめでたし!
by saryan00
| 2021-04-17 10:15
| 自治会関連
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